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企業や部署の価値観、を考える【ネクストライク48号】

今回のテーマは
【 企業や部署の価値観、を考える ・・・  】です

記  ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

いままでやってたことが
うまくいかなくなりつつある時代です、

単に”時代が変わった”だけではないかもしれません、

会社(部署)が”変わってしまった”・・・
たとえば会社・部署ありきでなく自分ありき、保守的・護り、勇気がない、ことなかれ、にげたがる、など

自立しないといまの時代、企業だけではなく個人一生の問題にもなります

企業や部署の価値観(何が大事なのか!)が問われています、

たとえば”お客様中心”を価値観にしているところも多いかと思います、
そうなってれば売上げや利益はついてきていますが
そうなってないのはそうなっていないからです・・・

学者コトラーは厳しく言います、

  • 「非常に満足した」お客さまのみが紹介してくれる
  • 不満足客の声を聴く姿勢もアピールポイントとなる
  • 不満足客は平均して11人に不満な経験を話す、
  • お客さまの25%は購入して不満を持つがそれを表明するのはそのうちの5%、
    つまり購入者の1.25%が不満を表明する(100人にひとり?)

    注)アメリカの事例

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そこで目指すべき価値観はどうつくるのでしょうか、

人材育成支援会社コーチ・エィの栗津氏は
企業や部署の価値観は社員が投げかける『問い』で決まる、だそうです

たとえば部下が営業から戻って『売上はどうだった?』と繰り返し聞けば
売り上げ重視の価値観になり
『お客さまは満足してた?』と繰り返し聞けば顧客満足を価値に置いたことになります

→ 部署(企業)や個人の意識や行動を変えるには『問を変えること』です、
勇気をもって(相手のことを思ったとしても・・・)いい大人に行動に変えろと言えなくとも
『いままでと違う問い』をすることで自発的に気付いてくれて変われるものです

貴社ではどんな『問い』が多いですか?
どんな価値観をつくろうと努力していますか?

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新入学や人事異動で環境が変わるときです
そこで、ある自動車会社(H社)の人材登用の考え方です

入社後の人財育成は「6割が未知でも4割の可能性があれば仕事を任せる」だそうです、
松下幸之助氏は6割できれば任すといっていましたからそれ以上です、
唯一無二の神様でも時代が変われば遅れてしまうのですね・・・

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お客さまからのオファーそのままがお客様志向ではない、
そのオファーに加えるか、
その全体の採否も含めて提言すること、時に厳しきことも提言する
(本当の愛と同じように
母がわが子に見返りを期待しない無償の尽きることのない情をかけながら
間違ったことには勇気をもって教え育てる(教育)強いものかと思います)

会社内部や仕入れ業者との関係もそうあれば間違いは起こらなく
きっと成功するのではないかと思います・・・大家族主義?

部下は上司(トップ)がどんなに厳しい仕事をしているかを知り
上司(トップ)は部下がどんなことを考えているかを知る、
それができればきっと成功するといいます