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販促プランナーやコンサルタントの方に学ぶ【ネクストライク94号】

今号は専門家の方とお話ししている中でとくに感じたことを私なりに整理しつつこの機会に少しでもみなさまと共有しお役にたてればと思っております。
箇条書きとなります。

1.できるだけ、複雑→シンプルに考える
要するに・・・何が問題なのか?
要するに・・・何をしたいのか!
要するに・・・何をすべきなのか!
こういったことをズバッと見抜く目が必要・・・ひと口で言えるほどに絞って絞って考えてひねり出す、そのあとに背景や理由です。

○ たとえば商品発売ですと
・その商品のポイントは何?
・それで販売店は動いてくれる、売ってくれる?
・お客さまに伝わる、興味をもってもらえる?買う?

○ たとえば施策ですと
・どこで売るのか?
・どうして売るのか?
・それで動いてくれるか?

○ たとえばツールですと
・それは誰が使うのか?
・誰にアプローチするのか?
・それで興味をもってもらえるか?
※これは全ての企画に関しても言えることのようです。

2.すぐに答え出さない

時に お客さまの「・・・したい」をプランナーに伝えると?になることがあります。そこでプロデューサーは自分の考えを加えてベクトルらしいものを創りはじめて、会話します。
○ たとえば目的をもっと大きく考えたらどうでしょうか?
○ たとえば段階的にかんがえたらいかがでしょうか?
○ たとえば現場の声を一度聴いたらいかがでしょうか?

3.企画する前に現実・現場を見る
これは私たちが一番欲しい情報です。
そういった情報を集めるためには媒体以上に現場の声が大事になります。お聞きすると、思ってもいない確かに、”切れる”言葉が多いです。キャンペーンの再考や試作ツールの検証に私も悩んだときはHPや雑誌記事からアポなし取材してお伺いしています。机上にマーケットはなく現実の中にマーケットがある、です。
○ どう評価するか?(評価しているか?)
○ 何が問題か?
○ 実際 それで動いてくれるか?

4.絶えず考え、改めるのを恐れない
自分の頭一つの考えが世の中の代表ではないのは誰しもわかりますが自信が過信になるとそうもいかなくなるようです。専門家である自分が一番詳しいと・・・でも売るのも買うのも自分以外です・・・
○ それに詳しい専門の方に聞く
○ 知らないことを知らないまま進めない
○ 他業界事例に学ぶ 5.お客さまとの会話に中にも答えがきっとある

積極提案・・・といってできるだけ準備し提案したいと思っていますが果たしてそれは本当に誠意のある姿勢かどうか?本当にお客さまのためにと考えるなら、お客さまと会話し相談してもっと良い解決策を見出していく方法も正しいようにも思います。
(お客さまの方が商品などに詳しいからです)
「これでうまくいくと思いますか?」
「こういった考えがあるのですがどうですか?」
「これは可能ですか?」

以上です・・・ 【 販促プランナーやコンサルタントの方に学ぶ・・・ 】は知識です。
これを知っていても、周囲の方に伝え、わかっていただけるように説明する、納得する努力→説得するのはたいへんなエネルギーが必要です。
結局、熱意・・・あきらめない気持ちが大事のように思います。