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これからの好景気に必要なものは?!【ネクストライク95号】

『代表的日本人』(内村鑑三)を読み返しているタイミングで知りました、来年のNHK大河ドラマ(最近は見ていませんが・・)はあの、大西郷だそうです。
私心なく天を相手にして何が正しいかを考え行動した人です。
私が感動したのは幕末に生き残った明治新政府の同僚幹部に言った”文明とはいい服を着たりいいお家に住むということではない”との言葉です。えらくなってお金持ちになって名誉も地位などの”モノ”も手に入れたら人格もそれに伴ってりっぱにならなくてはいけない、という指摘です。
たとえ ”モノ”がなくともですが・・・

人格=何が正しいかを考え悩みそして行動できる存在、それは決して明治時代でなくとも現代でも言えることではないでしょうか?

人格なんてできていない自分です。
でも少しでもがんばってみたいと・・・
お客さまや協力会社さまの中にはたくさんの尊敬する方がいらっしゃいます。
そんな方には学びたいと・・・

● 相当~~~飛躍して考えます。

Qたとえば
幸せってなんでしょうか?

”モノ”的なものなんかではあまり幸せ感が出にくいのではないでしょうか?
手に入れてはもっと、また手に入れてはもっと、欲しくなって、いつまでたっても満足しない。
本当に幸せは・・・自分の心にある。他人と比較しない。比較したら相手が主人公になってしまって自分を見失うからです。

Qたとえば
販促の効果ってなんでしょうか?

”販売目標が達成された”数字がもちろん大事ですが、もっと大事なのは 関係する社員や流通・販売店などが総じて”前向きでやる気になっている”こと。
つまり人が変わることではないでしょうか?(ここでは人格まで考えていません、心についてです・・・)
ドライな数字などといった”モノ”サシよりは人の心の方がよっぽど頼りになるのではないでしょうか?
(ならないときもあるかもしれないけどそう思う!)

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過去、なんども、”なにが正しいか?”についてはお話ししてきましたが 正しいことってなに?で迷います。でも、”なにが正しいのか”を考えている分だけまだ考えていないより良いのではないでしょうか?

上司はこういう、現場はこういう、でも私はこう思う・・・こんなややこしいことは日常茶飯事です。
すぐにはっきり言うか否かは相手やタイミングがありますので難しいですが、会社や本人のためになるなら少しだけ勇気は必要かもしれません。感謝の気持ち・尊敬する気持ちさえ根底にあればたいてのことは通じる、きっとわかってもらえる!?
ある先生から教えていただいた言葉です。

(そのむかし、私の上司が客先の担当者に指導してしまいました、
結果はその担当の上司からある意味感謝されたことを思いだしました・・・)

なるほど 本当に自分のことは誰しもわからないものです。
人に聞くにも勇気がいります・・・

だから、利害にとらわれなく”なにが正しいか”を判断基準にすると自分をしっかりコントロールでき、あまり間違いのない道を歩む?ことになるのではないのでしょうか?
そう思って、気を落ち着けて出来るだけ安心したいと思っております。
これで今年度も大いに反省したいと思います!