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これでほんとうにいいの?Webのコピーやコンテンツの企画制作、を考える【ネクストライク105号】

コンテンツマーケティングのひとつオウンドメディアの事例が増えてきました。でも実際、うまく運営して成功している会社さまは少ないのではないでしょうか?立ち上げて以降の方やこれから立ちあげる方の気になることの問題はそこにあるようです。
今号はWebサイトのデザインやSEO・流入対策の前にコンテンツの重要さを再認識し、絶え間ない改善と工夫で成果を出す。Webサイトのcheckリストを考えてみました。

1.デザインがきれいだからOK、でもそれでいいの?

Webのワイヤーフレームなどのデザインや分析対策ももちろん大事ですが結果としてそこにメッセージがあって、ユーザーにとって新鮮に映るものがないことには伝わりません。
この会社のWebデザインがいいわね~、じゃ、伝わらない、ほんとうに伝えたい・伝えることで喜んでいただくこと。ありふれたフレーズもダメ、まず お客さまがこの会社の考え方(姿勢とでも言う)やコピーが気に入った、その上で、デザインも悪くはない、商品・サービスに興味を持ってきた、じゃ~いちど相談してみようかしら・・・となると考えます。

逆に言うと、限られた画面の中でスペースはある程度制限される、リアルなツールとそこは違うのであまり違いは出せない。みなさん ガンバって試行錯誤して工夫していいレベルになっているのでどこも似たデザインになっているのではないでしょうか、これはマネできますのでどこも似たりよったりになります

2.コンテンツやコピーが貧弱では?

市場や商品の研究が足りないのではないでしょうか、たとえば ターゲットの設定や喜ばれる内容(コンテンツ)、成約につながる流れづくりのほか、具体的には商品紹介やビフォア―事例など共感や感動を生むような内容になっていない、商品カタログのコピーばかりでは・・・ないかと・・・販売店にも喜ばれる内容にもアイデアと工夫が必要です。

当該以外の業界コンテンツの方がずっといい場合もあります、専門Webや雑誌のほか、その道の専門家・オピニオンリーダー、社団法人や関係する団体、専門・業界・一般誌、メール会員リスト会社、シンクタンク、コンサルティング、紹介など

1)消費者の気持ちになっていないのでは・・・?
年齢や性別、置かれた環境(家族環境や周囲との付き合いライフスタイル、おカネを何に使うか、余命など)を想像してみることです。大きな漠然としたマーケットを見ても具体的なメッセージは出てきません、
マーケットは縮小しても伸びる可能性のある隠れたセグメントはあります。

2)誰へのメッセージなのか、制作の途中で忘れてはいませんか?  
①エンドユーザーなら潜在→顕在化されるコンテンツが配置されているか、お客さまは曰く『そんな素敵な住まいや暮らし方があったのですか?こんなにいいなら近くの店を探して、相談してその様子をみて、よかったらプラン、見積してもらう』 となります。
②もし流通や元請けの販売店向けなら『これなら売れそうだ、提案できそうだ』的な専門的な新しい販売ノウハウやヒントが盛り込まれているか、逆に言ったら定期的に見たいサイトにマークされているか、お気に入りに行っているのか、を見ればすぐわかります。

3.誰が責任者なの?

責任者はだれ?
情報システム部やWeb管理者、コンテンツ企画担当、ルート担当とまたがるだけにややこしい、社内の説得(説明と納得で説得となります)に手間がかかるのであまり関わりたくない・・・のではないでしょうか、おまけにやたら必要な資料もつくらないといけないし・・・そんな時に頼りになる外部ブレーンがいれば助かります。

4.ITや販促業界が勉強してないのでは?

お客様さまがOKならそれでいいのでしょうか?
我々プロとしてご提言すべきことはお伝えするのが責任です。それが役割分担してることになります
(こころの奥底ではそれも期待せれているのではないでしょうか)

SEO対策よりコンテンツの充実が先です。
Webサイトに盛り込められたコンテンツがしっかりすることです、特長を出すことです。
やがてしっかり淘汰されます。それは、競合他社によってではなく大切な資産であるお客さまから、です!