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オウンドメディア企画作法の2回目      【ネクストライク110号】

オウンドメディア企画作法の2回目。
みなさまのご意見をいただければと考えております。

【目次です、今号は太文字の部分です】
0.はじめに・・・
1.基本戦略を考える です。
2.オウンドメディアの目的を仮設する
3.コンセプトを仮設する
4.ターゲット仮設する
5.ペルソナを仮設する
6.カスタマージャーニ―マップを検討する
7.コンテンツの方向づけを行なう
8.コンテンツマップを作成する
9.ネーミングを決める
10.集客(アクセス)ルートを計画する
11.KGIとKPIを設定する
12.Webサイトのデザインを考える
13.開設後の「分析と対策、運営」を考える

記 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

7.コンテンツの方向付けを行います。
コンテンツは記事アイデアではありません。ペルソナに響くコンテンツを考える時には、右脳(Web理論力)と左脳(企画感性力)の両方を使います。マーケティング(Web)プランナーと出版編集者の立場で考えます。弊社では、3C分析を使用します。

1)ユーザーの認知・興味関心を高める ・・・ユーザー(customer)分析によって社内既資料の洗い直しやオープンデータ、独自調査、グルイン、ユーザーや専門家や知見者への取材を行ないます。
※キーワード分析はグーグルの「キーワードプランナー」「トレンド」

2)理解~比較検討してもらう ・・・競合(competitior)分析によって理想とするターゲットに響くコンテンツを考えます。自社の強みを生かすことと他社の強みを消す、弱みを突くなどが考えられます。
※競合分析として「シミラーウェブ」「オープンサイトエクスプローラー」

3)指名・購入してもらう ・・・自社(campany)分析によっていかにコンバージョンしてもらうか、考えます。

8.コンテンツマップを作成します。
大きくコンテンツを分類する(カテゴリー)ことから始めて、次に相応するテーマと内容を一覧にして作ります。グループワークを通じて、オウンドメディアの開設時及びそれ以降の毎月のコンテンツ数と概要を決めます。以下はコンテンツ種類の参考です。
「何を言うのか」と「誰に言わせるか」の2点で考えると、もっと深く作れます。

参考)
・ブログの利用
・選び方や買い方のガイド
・今後のトレンド
・有名人の推奨
・ユーザー事例
・メールでのコンテンツの配信
・ユーザー別にコミュニティをつくり情報共有させる
・ユーザーや専門家に新商品の評価記事を書いてもらう
・チェックリストの活用
・シュミレーションや早見表の提供
・デモビデオや体験などの動画
・クイズで認知させる
・写真コンテストなどで作品を募集する
・イベントを仕組んで注意を引く
・e-B00kなどでアマゾンでも配信する
・インフォグラフの活用

9.ネーミングを決めます。
自社の強みやブランディイグ、競合対策などを意識した名前を考えます。
このとき、単なるネーミングの面白さだけではなく、ペルソナ(ターゲット)にリマインド(記憶)されやすく、ターゲットメディアになるよう考えます。