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オウンドメディア企画作法の3回目、最終です【ネクストライク111号】

オウンドメディア企画作法の3回目。
みなさまのご意見をいただければと考えております。

【目次です、今号は太文字部分です】
0.はじめに・・・
1.基本戦略を考える です。
2.オウンドメディアの目的を仮設する
3.コンセプトを仮設する
4.ターゲット仮設する
5.ペルソナを仮設する
6.カスタマージャーニ―マップを検討する
7.コンテンツの方向づけを行なう
8.コンテンツマップを作成する
9.ネーミングを決める
10.集客(アクセス)ルートを計画する
11.KGIとKPIを設定する
12.Webサイトのデザインを考える
13.開設後の「分析と対策、運営」を考える

記 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

10.集客(アクセス)ルートを計画します。
コンテンツを充実させた上で、集客方法を考えます。

コンテンツが充実していればこそ、そのサイトに何度も訪れてきて、やがて育成されて、検討~購入してくれます。開設時に始める広告はターゲットがコントロールでき、低予算で開始できるSNSから始め、費用対効果を合わせる感覚を身につけます。
また、ネクストのマーケ・販促視点で考えると、Webだけではなく、メルマガ配信との連動や商談の現場
(販売店での集客ツールや商談中の参考閲覧、2次ツールの定期活用、イベントやSRでの紹介など)
などでもオウンドメディアのPRと活用を積極的にすべきと思います。オウンドメディアのコンテンツも、そういったシーンをそういったシーンを想定して作ることも現実的に、大事に思います。

1)SNS広告・・・狙ったペルソナに対して広告を表示します
2)リマーケティング広告・・・サイトの訪問者に対して追っかけてバナーなどでPRし続ける広告,比較的安い。
3)リスティング広告・・・狙ったキーワードでピンポイントで表示させる。入札単価。
4)アフェリエイト・・・成果報酬広告
5)そのほか、「まとめサイト」や「オピニオンリーダープログ」とのリンク、関係強化、プレスリリース、書籍の出版など

11.KGIとKPIを設定します。
コンテンツマーケティングの目的であるKGIは「企業ブランドの認知向上」「リード(メルアドや連絡先)の獲得」「比較検討・成約」、
一方、KPIは
1)認知については
①検索流入数、ユニークユーザー数
②ページビュー
③キーワード順位
④滞在時間(読了率)
⑤SNSフォロー数

2)興味関心理解については
①上記の①~⑤
②メール登録数
③資料のDL数

3)比較検討については
①商品やサービスの請求数
②SRや販売店への予約問い合わせ数
③プランやシュミレーションのDL、見積り件数

12.Webサイトのデザインを考えます。
ネクストはWebサイト構築会社ではありません。
見栄えリッパだったり、必要以上に複雑なWebデザインは読者に対してあまり意義あるものとは考えません。デザインに費用をかけるなら、コンテンツに投資して欲しいです。なんどもリピートしていた抱きたいのですから、シンプルでわかりやすいデザインを求めます。豊富に用意され安いテンプレートを使って作成することをおすすめしております。
要は、読者の興味関心を得る、コンテンツの充実と蓄積に投資する考え方に立っています。

13.開設後の「分析と対策、運営」を考えます。
オウンドメディアの最大の成功ポイントはこの「分析と対策」にあります。成果の出ていない90%のサイトはここに原因があるよう見ています。年にいちど、コンテンツを含むサイト全体の洗い直しをして、
コンテンツの改善や再編集、集客の改善を行ないます。
弊社では「ミエルカ」という分析ソフトを使っています。(詳しくは別途、ご提案時に)

リスティング広告などの高額な広告に頼らずにサイトに来ていただくことが大事です。
SNS経由のユーザーは潜在層、検索経由のユーザーは顕在客に分かれ、それぞれの層をいかにコンバージョンさせるか、その動線「成功パターン」をトライ&エラーで検証して発掘するかが大事です。

「完璧」を求めても想定通りに運べるか、見えにくいのが事実です。
むしろわからないからこそ、まず、仮説ベースで開設し運用するごとに精度を高め、ある程度のコンテンツが蓄積でき、読者に動きが見えてきたところで、いまいちど、点検と洗い直しを行なうのが効率的なやり方と考えております。