販促の基本ですが、
広告を打ったり、チラシなどの広告をしても、そもそも、商品を知っていなかったり、
興味関心がなければ、反応はしません。チラシは1/3000~5000、
DMは0.2%、ポスティングは0.04~8%、新聞折り込みは0.02~4%と
言われており、費やす手間や広告費から考えても、それぞれの反響率(それぞれ1回実施の場合)
は低いのが実態です。
しかも、手間と費用が掛かり、効果分析することも少なくありません。
お客さまを探す、のではなく、お客さまからきていただく、ことが一番確実な集客方法です。
それでは、「企業」サイトの活用はどうでしょうか?
「企業」サイトと言えば、コーポレートサイトのことを指し、
企業の会社案内書をそのままサイトにしたもの、ブランディングや企業の顔、名刺代わりです。
会社概要や社長指針、プレスリリース、IR情報、組織・事業部紹、製品情報などが掲載されていて、
株主や関係者やリクルート、調査会社が対象になっていて、とても、
見込み客がわざわざ見に来ることはありません。
よく、コーポレートサイトに、流入が少ない、見込み客が少ないという声を聞きますが、
そもそも、集客を目的にしたサイトではないので、集客を期待するには、無理です。
Webで本気で、集客やECを行なっている企業は、集客サイトを設けています。
コーポレートサイトとは別です。
「メルマガ会員」「問い合わせ」「資料請求」を増やしたりなどの、
集客を目的にしたWebサイトです。
Webで、ブログ記事などにより、商品を知ってもらったり、商品の理解を高め、
興味関心を持ったお客さまを集める、
逆にいうと、お客さまの方から、手を挙げてもらう、ということです。
会員特典や無料特典などで、取得したメルアドで定期的に情報を送ることで、
チラシなどの広告ではなし得なかった商品理解・検討・購入へ誘導します。
3ヶ月~1年程は分析・検討する期間は必要にはなりますが、
Web集客は、24時間働いてくれる自動販売機にたとえられるように、
コストパフォーマンス効率の良いシステムと言えます。
また、「オウンドメディア」と言われるブログによる集客サイトは、
検索からの流入が期待できれば、広告予算が不要になるうえに、
専門性や信頼に基づくブランディングにも貢献します。
また、最近は、「オウンドメディア」を設けるにあったって、
別途、「商品」サイトや「商品ブランディング」サイトも新しく検討したいお話もあります。
「オウンドメディア」サイトにおいても商品のブランディングの要素を兼ね備えて展開している
事例も増えております。
追、販売店向け専用サイトは、上記の「オウンドメディア」サイトや「商品」サイトから
誘導させることもできます。
(ご参考)
「企業」サイトの外に、
「商品」サイトや「商品ブランディング」サイト、「オウンドメディア」サイトなどを設けるか否かについて、
それぞれのメリットについて考えます。
◆企業サイトの中に設定するメリット
①企業サイトが持つドメインパワーを生かしSEOの効果が出やすい
②事業部や取扱い商品の全体のバランスが保てる
◆企業サイトの外に設定するメリット
①特に力を入れたい事業・商品の集客やブランディングに係る企画コンテンツが企業サイトに制限されず自由につくれる
(これにより、企業サイトへの潜在ユーザーの集客サイトとして機能する)
②企業サイトのトーン&マナーに縛られないため、ターゲットに相応した制作ができる
③当該サイトの効果測定が可能、改善策が打てる
(複数事業や商品を掲載・更新している企業サイトで、明確な効果検証が難しい)