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「お客様目線」、徹底できていますか? ネクストライク154号

過去25年以上、ネクストは、セールスプロモーションの仕事に携わってきました中で、クライアントさまから喜ばれ評価され、また、積極的に、時に繰り返して提言してきましたことの唯一最大のテーマは、いかに「お客様」目線に立つかでした。正直、「お客様」目線に立って考えることは、思ったほど簡単ではありません。しかし、そこの壁を超えない限り、相手の立場に立つこと、考え、想像する、実際の声を聴くことはできません。
今号は、「お客様目線」の徹底について考えたいと思います。

1.クライアントさまは企業や商品を知るプロです
日頃、仕事をしている中で、多くのセールスプロモーション施策、ツールやWebサイトやメルマガのコンテンツを見ても、会社案内や商品カタログ、商品チラシの焼回し、流用が多いよう感じております。日本にマーケティングが紹介されて以来、永らく「お客様」目線が大事だと叫ばれているのにかかわらず、クライアントさまにとっては難しそうで、いま現在になっても、あまり完成できていないように思います。
最初は「お客様」目線で考え始めても、いつの間にか、結果として、クライアントさまは、どうしても企業目線や商品目線、社内的な立場になってしまいがちになっているのではないでしょうか。
でも、それでは、ターゲットの心を刺すことはできません。印刷物がネットメディアになったとしても、本質は変わりません。クライアントさまは業界や商品についてのプロですので、私たちは、その分野では到底かないません。しかし、逆に言えば、外部の私たちは、「お客さま」目線で考えることはできます。その道のプロになることもできます。

2.「お客様」目線で考えることの難しさ
一般的には、セールスプロモーションだけではなく、Web・システム構築や記事コンテンツの量産制作をサービスしている会社などの多くが関係しているネットメディアについても、実は同様に、「お客様」目線は、あまりできてないように思います。
お客さま(ターゲット)は、BtoBの場合は、流通代理店や販売店、設計やプランナー、法人ユーザーなど、BtoBtoCの場合は、さらに、エンドユーザー(個人や法人客)になります。それぞれの立場や考え方、何に興味関心を持つのかは、業界や商品特性、業種・職種、競合での順位、取扱いシェア、ユーザー特性などによって、それぞれ、タイプが異なり一様ではありません。
私たち外部のパートナーが、客観的な視点の中で、「お客様」視点とは何か、深層心理な何か、メリットではなくベネフィットは何か、それで響くか、それでクライアントさまが納得するか、そんなことを繰り返し繰り返して考え、答らしきものを探していきます。

3.ネクストは「お客様」目線を徹底した提案をいたします
ネクストでは、徹底した「お客様」目線で、セールスプロモーションに加え、”ネットコンテンツマーケティング”と言っております、企業や商品サイト、メルマガやオウンドメディア、マーケティングオートメーションなどの構築からコンテンツ運営、成果を出すための傾向分析と対策までをサポートさせていただいております。
「お客様」目線で、シンプルスかつストレスのないデザイン、わかりやすく伝わりやすいコンセプトと構成、コピー表現、導線計画を企画制作し、成果へと結びつけます。メルマガで新商品や展示会、キャンペーン時しか配信できていない、配信回数がバラバラ、開封率が低い、配信数が伸びていない、リードが少ないことはないでしょうか?
また、サイト上で、お客さま(ターゲット)がはっきりしていないために、全体構成マップのメリハリやコンテンツの内容やその表現計画がうまくいっていないために、成果が伸び悩んでいることはございませんか?
その原因の本質を解決すること、つまり、お客さま(ターゲット)を絞り、徹底的に考えることさえできれば、きっと、解決するものと信じております。ご参考になれば幸いです。